【精神科医の名越康文先生が語る動画】”生きやすくなる言葉遣い”を文字起こし&感想

哲学

この前見た

名越康文先生のこのYouTube動画

めっちゃ僕にとってためになることを言ってたのに

撮影環境が騒がしくて残念でした。

時間が空いたときに文字起こししたいなと思ったんですが

そういえば毎日暇してたんで

ここに残したいと思います。

動画を視聴していない方はこちらへ

名越康文 【生きやすくなる言葉遣い 他人の恐怖をどう乗り切るか】

質問:「メルマガで言葉遣いによって対人関係の距離感を調整することが大事だという・・・」

名越先生:大事だというか、出来るという事ですね。

質問:「書かれていたのを読みました」

名越先生:あれ結構ね難しい、、練習する分には、やる分には簡単やけど、説明すると難しいってこと

あるでしょ? 例えば、ヤットウヤル(解読不能)とかね、空手の突きとかね、見てやるのは意外に簡単やけど説明すると難しいよね、、脇を締めてぇ、おもむろに手首を回転しながら肩甲骨をとか()その類のことですよね

質問:「そのことについてもっと詳しく知りたいです。私は言葉遣いというのはもっと表面的なルール

のようなもので人間関係の根本にある性格の相性などとは関係ないものだと思っていましたが・・・」

名越先生: いやいや、あのそれはある意味、こんなこと言ってごめんね、

分けるっていう、もう本当に僕たちは、僕も含めてですよ”分ける”ということに、すごい慣れているねんね、でも実際は僕たちの感覚は原始の時代から始まっているから

言葉遣いに、その人の言葉遣いって言ったって、「あっ、おはようございます」っていうのは人それぞれでしょ? 「おはようごいますっ(子供っぽい)」っていうのと、「おはようございます(ドスの利いた声)」っていうのと、「おはようございます(優しそうな声)」っていうのと、しかもそれは自分は自然に出してんねんけど、僕は今三種類言いましたけど、これも僕だけの表現って言えば表現やもんね,僕は何が言いたいのかというと、表面の中にも内面が出てくるし、逆に内面だと思っていたことが表面ということもあるし、それはひと繋がりだって言うことですよ

僕たちはすぐに、あなたも僕もみんなそれは形式上のことだって言うけど、その形式をやっているのは生身の肉体なわけで、生身の肉体っていうのは無意識を豊潤にはらんでいるわけやんね、もっと言ったら活字だってそうですよね、活字で書いているからって客観的だっていやいや言葉の並びに、意外にその人が出るんですよね、こっちの言葉を先に言ったとかね、そういうことに内面が現れる。だから「5・7・5」、 「5・7・5・7・7」俳句とか短歌のなかに宇宙が現れたりするわけでしょ?宇宙というかその人の内面の深さが現れたり、内面の深さどころか、その人がいくら表現しても表現しきれてないものが削ぎ落とした「5・7・5」に現れたりするわけでしょ?そういうことなんです。だから、言葉遣いに気をつけなさい!っていうなんかそういう、()、なんかアルプスの少女ハイジに出てくる家庭教師の先生みたいな(())そういう意味、表面的にはそういう意味では無くてってことですね

質問:「私は言葉遣いというのはもっと表面的なルールのようなもので人間関係の根本にある性格の相性などとは関係ないものだと思っていましたが、先生のお話を読んでむしろ言葉遣いをちゃんとしないと・・・」

名越先生:こっから先もまたちょっと違ってますね

質問:「言葉遣いをちゃんとしないとちゃんとした人間関係は作れないのかな、、というふうに感じモヤモヤしています」

名越先生:いや別にモヤモヤする必要はなくて、まぁそうやんね モヤモヤするやんね()あなたがまず何を求めているかということじゃないですか?この文章から読むと「あぁ自分はなんか深いところに行きたい・・?」 「人間のなんかもっと本質的なところに行きたい?」みたいな なんか下手に言うとね、そういうところに目覚め出しておられる? いやそれは、この方はわかりませんよ?この方かどうかはわからないけども、こういうふうに変化が生じるっていうのは、ある意味ね、こんな言い方したら親御さんごめんなさい、でも親っていうのは一生懸命子供を育てる、そうじゃない親もいるけどさっ、育てたとしても子供にあるバイアス(偏見)を生じさせるわけでしょ?僕だって一緒ですよ、できるだけ子供の自由にって思っていても、やっぱり親の価値観ていうのを知らない間に押し付けていたりあるいは押し付けていなくても子供が感じ取って吸収していたり、これもしょうがない、しょうがないっていうよりもだから面白いっていうかね、そういうふうに捉えたほうが良いと思います。そういう意味でこの方はもしかしたら、そういう親とか環境とか、親だけ悪者にしてるわけじゃない、その人の生まれたところの必然ね、この土地、今日だって僕は初めてきた公園で喋ってるんですけど、他のどの東京の地域とも違う空気が、ありますね。あるある どっちかって言うと僕は東京の中の西側のほうが多いけど今日はもうちょっと北側の方に座ってるんですけど、でも全然空気が違う、そういう環境全体から影響は受けてる。でもその人の本質っていうのはもしかしたら違うかもしれないわけでしょ?日本で生まれてビルマに引っ越してあるいはフィリピンに引っ越してあるいはタイに引っ越して初めてあぁ自分が開放されてるって思う人だっていっぱいいる、逆にヨーロッパから日本に来られて本当にしっくり来るっていう人もいるわけだしね。だからそういう自分というものを、自分探しって昔流行りましたけど、それはいい面と悪い面があったような気がして、それはどういうことかというと、自分とは何者か?っていうのはそれは必ず環境と一体だということですよね。付き合う人とか環境とか好ましい空とか海とか山とかと一緒だというか、そういう意味で自分を探すというのは素晴らしいことやと思うんですよね。そういう旅にこの人は出ようとしておられるのかな?っておもってなんかそんな気もしてきます。えぇ、だからまず自分がどんなふうにあと3年間過ごしたいかとか、10年間過ごしたいかとか、もっと長く過ごしたいかとかイメージっていうものを大切にして、もしもそれもなければ、言葉遣いをちゃんとしないとちゃんとした人間関係は作れないのかなっていうときに、うん、例えば自分と出会った人にもうちょっと感謝して生きたいなと思ったらそれはぞんざいな言葉遣いに、、なっても良いんだよ?そのほうがかっこいいじゃん、なんか「どういうことなんですかそれぇ」とか言ってて、そんで自分に声かけてくれた人にだけ、実は僕こういうことも思ってるんですとか、みたいなこともかっこいいけど、もしもそれが自分のスタイルじゃないなと、ね、そういうのって6種的なスタイルやったりする、そうじゃないな、もっとすーっとその人の枠の中に入って行ってあげたいな、もっとすーっと人が自分に馴染めるようにしたいなって、そういうふうに思ったらそれは言葉遣いというものを、言葉遣いって言い方は、すでにある枠を設定してるようで嫌なんやけど、自分の言葉の表現を変えてみることは良策です。一旦ポーンとはねつけてあるいは、「え?何者?」って相手をニュートラルにさせて、それから自分との関係を深めたいっていう人だったら今の言葉遣いでもいいけど、もうちょっと人が近づきやすい自分にしたいな、あるいは逆に言ったらもうちょっと舐められない自分にしたいなって、ね? そういうときには言葉の使い方を変えてみるのは、有効な一策です。それは、だから「どうしてんだいっ」ってこれかっこいいよ!どうしてんだいって渥美清さんの「親子なんとか」(縞の背広の親分衆or東海一の若親分or喜劇団地親分)っていう古い映画見ましたけど、まぁとにかく喧嘩っ早い、いわゆる労務者というかね、そんな昭和三十年台位の映画じゃない? でも実は心の温かい親父っていうかね、渥美さんがまだあれは寅さんを演じる前くらいじゃないかな

素晴らしい映画が偶然やってて、見ちゃいましたけど。でももしも自分がもうちょっと素直に人とすっと入っていきたいそしたら、一番はじめにまず警戒しないで、

「あ、そこ空いてますか?」っていうような感じで、言ってみるのは良いことやと思います。だから縛られる必要がない。なんかこの方の文章読んでいくと、縛られたくないけども話は聞きたいっていうね、葛藤が僕なりに見える気がしてね、、() 全然ニュートラルでいいんですよ、というよりも僕の話を上目線で見てくれるぐらいでいいんですよ。でもそっちのほうが厳しいんですよ自分にとっては、なんでかっていうと、自分で決めなきゃならないから。そうでしょ? あの人のこと尊敬する。あの人の言葉を信じる。でも信じたのは自分だ。っていうそういう感じで聞いていただいたら良いかなって思いますよ。はい、それで えー・・・

質問:「先生のお話を読んで、言葉遣いをちゃんとしないとちゃんとした人間関係は作れないのかな、、というと・・・」

名越先生:「これさ面白いよね、この文章だってそうですよ!ちゃんとした言葉遣いをしないとちゃんとした人間関係は作れないよっ!っていって欲しい、でも言ってほしくないみたいな葛藤に見えるわけ、笑  そうじゃないよ もしも人との関係をスッと入りたいなっと思ったら、違う言葉遣いにしていい場合が多いよって、多いと僕は思うよって、本来の自分をどう持ちたいか?どうにでもなるんだよ!ただし自分が違和感がないほうが良い違和感があることを試すのは良いけども、最終的には違和感がないほうが良いと思います。 そういう自分で作り出した葛藤の中にいるみたいな感じ、それはひとつ自分が決めるんだって自分が決めるんだっていう勇気をもってる限りは失敗したって全然オッケー!やり直せば良いんだから ということを理解してたら良いと思います。」

名越先生:「あれからねちょっとだけ補足、なぜ僕がね、ちょっと前のメルマガなんでね、ちょっとずつね素晴らしい質問を頂いたんで、過去を思い出せてきたんでね、僕がなんで言葉遣いって結構大切かもよって、大事ですって言ったかっていう根本をやっと(思い出したんです。)それは人間ってみんな怖がりだっていうことなんです。何が怖がりかって言ったら

【人が怖いんです。】怖いから親しくなりたいわけ、いや違うよ初めはね、そうでしょ?フロイトの考え方は偏ってるって言われてるけど、でもある本質は見抜いていて、フロイトはお母さんと一体になってると、まずね、赤ちゃんは、それがへその緒を切られたときにお母さんと分離してると、そこにお父さんらしきボスが現れると、それはものすごい脅威やと、ね?赤ちゃんにとって大人っていうのはキングコングみたいに大きいんやもん、声も太いんやもん 「オイッ!」とか言って。赤ちゃん「にゃーって」() ね? 声も違う

だから他者、他人っていうのはまずは脅威から始まる。驚き? 驚きっていうか、怖さ。驚くべきほど怖い そっからだんだんコーピングしていく つまり怖くないんだって言うことをわかっていくんだってことです。そういう風な面がある。これはアドラーは言ってません。アドラーは子供の本質っていうのは大人に対する憧れなんだという風に言ってる。思春期の男の子や女の子でも、やっぱり大人との間にある一定の壁、どうやってあいてとコミュニケーションをとったら良いかって言うことに、戸惑っている人のほうがちょっと多いかもしれへん、そういうところがルーツじゃないですか、大人の。そっからしたらどんな人だって、どんな人だってって言うとおかしいか、ある程度人に恐怖心を持ってるっていうことは、マジョリティー(多数派)ではある。だから優しい言葉をかける。明るい言葉をかける。あるいはちょっと相手の状況を見てから「あ、もしよかったらお手伝いしましょうか?」って気さくに言うとかね、そっちのほうが、一般的な人間は受け止めやすい、それは人間の根本には不安があるからですよ。やっぱり、人間の根本には不安がある。不安が全く無いですっていう人はいるよ?居るけども、不安がなくてもドンドンやってきて、人とぶつかったら人に腹立てるからね、だから不安怒りはあるんですよやっぱり、だからそれを解いてあげたほうが、早く親しくなれるというか、なんかさ、合理主義でこれも嫌やねんけど、でもそれは一理ある。そういう意味で、そこでもうちょっと素直になってみたいな、もうちょっと人とすっとスムーズに仲良くなりたいな、あるいは人の話をもうちょっとスムーズに聞いてあげたいな、援助してあげたいなって気持ちがあるのにうまいこと行かないっていう場合は、その言葉の使い方っていうのをちょっと優しくしてあげる。これはもう3日か4日練習したら身につきますよ、前のこと忘れてしまうかもしれない、若い人やったら。そういう事があるということです。 長い長い補足でした。

肩の荷がおりた

ここからは僕自身の体験談や悩みをもとにこの考えが

正しいとか正しくないじゃなくて僕に影響を及ぼした点をつらつら書いていきたいと思います。

そもそも僕自身、対人関係についてめっちゃ悩んでて

その多くが話す言葉、言葉使いに悩んでた

そんな良いやつじゃないのに

めちゃくちゃいいやつみたいな感じで話してしまう自分に気持ち悪さすら感じてて、

けどそもそも打算的だとか、騙しているとかいうのは、当たり前に感じることで

本来はその人と仲良くなりたいっていう気持ち自体

自分の中の恐怖心を払拭したいから

丁寧な言葉使いを使っていたんやなって。

それはマジョリティーやって言ってて。

これは目からウロコボロボロ、ウロボロスやったわ

すごい救われた

だから自分がどんだけひねくれてると思っても、周りと違ってて気持ち悪さすら感じたとしても

極論相手をどうこうしてやろうって気持ちがあったとしても

極論ですよ?そんな悪いやつに自分が思えても

怖くして近寄りがたい雰囲気に変えて、相手を遠ざける

そんな自分自身が居心地が悪いのに無理に自分を変える必要はないと思った。

もし仮に支配的で強い口調を試したとしても、良いんだよ、それで居心地が良いのならそれが本来の自分なら

そんでその中で心を許せる人にものすごく情が厚い人もすごい魅力的やん?

最終的に自分に違和感のない”自分”になるために、自分なんてものはどうにでもなる。

その過程でどうにでもなるから最終的には自分が決める。

その勇気さえあれば失敗なんて全然オッケーで失敗したらやり直せばいい。

この言葉はもうね。。。感涙モノです。

だからこの動画は自分のために文字起こししました。

少しでも役に立てれば幸いです。。

ここまで読んでくれてありがとう。

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