【人は何故学ばないといけないの?】本 感想

懸垂(almost)

マニアック

けんすいまにあです

こちらの書籍は

【徹子の部屋】というある番組で

哲学者を招いて他2人のタレントさんが話し合い哲学の知を深めていくという内容が書籍化したものになります。

何故読もうとなったのか?

ふと鬱状態になって仕事を辞めてから色々と自分のことについて考えていました。

住むところも仕事もないので本当に自由で

図書館にふらっと寄ってみました。

自分の中でモヤモヤとしている事は哲学者たちがずっと昔にモヤモヤを言語化しているということをある本で知った結果、足は自然と哲学コーナーへ

僕は勉強が嫌いだったのでなんの気無しに手に取ったのがこの本でした。

本当に学ばないと“いけないの”?

例の如く結論から先に言うと

【喜びのある人生を過ごしたいなら学べ】

[楽しいから学び、学ぶから楽しい]

人生の喜びは学びから来る。

これは…どう言うことなのだろうか?

そもそも勉強が嫌いなのに、嫌いなことをやっている人生の何が”喜び”になるんだ?

こんなことを考えた方は一定数いるのではなかろうか?(どうしても哲学口調に…笑)

この問いをこの本の監修であり、対談の軸を持ってきた哲学者”國分功一郎氏はこう解説します。

重要な部分を要約してお伝えできればと思います。

人の世界とノミの世界

さて、やりたく無いものをやる人生

学びたくも無いのに学ぶ人生に何が喜びある人生だと

それを説明するにはまず

“環世界”の概念に目を向けなければ理解は難しいかもしれない。

環世界とは、

例えるならノミの世界と人間の世界じゃあ同じ場所、同じ空間、同じ時間軸にいても全く違う世界があるんだよ。

ということです。

森の中にたたずんでいるのを想像してみてください

森は、ひんやりとしていて、薄暗くて、空気が澄んでいて湿っぽい。そんな感じがしました。

そんな”森”の中にいるノミの視点はどうでしょう?

そもそも視点を感じることができません。

ノミは嗅覚と温度しか感じません。目も見えなければ耳も聞こえない

どうやって哺乳類の体に飛び付いて血を吸うのかというと、鼻で”酪酸“の匂いと温度を察知し

飛びつくのです。

では、ノミのいる世界と貴方が見る世界は同じでしょうか?

僕の世界と貴方の世界も

さてこのような種の違いがあるとわかりやすいですね

しかしこれは人間同士でも言えることなのではないか?

例えば音楽

【スパイ大作戦】と

【ミッションインポッシブル】

今スマホで音楽を検索したら聞ける人は聞いてみてください。

僕も最初聞いたときは雰囲気が違うだけでおんなじ曲だと思いました。

しかし音楽に精通している人がこれを聴くとすぐにこの二曲の”拍子の違い”に気がつくそうです。

4拍子のミッションインポッシブルはなんとなく言われたらわかったのですが、

5拍子のスパイ大作戦はなんのこっちゃでした…

人によって、みてる世界がこんな違うのか…!?

そしてこの”環世界”という概念がもたらすのが学びの重要性です。

環世界は繋げることができる

さて学びの重要性のキーになるのが

環世界は繋げることができるということです。

例えば盲導犬

盲導犬は”訓練”によって目の見えない人が感じる世界からの視野を身につける事が出来ます。

なのでその人がつまずきそうな石を前に迂回したり出来るのだと

これって普通のことのようですごい事だと思いませんか?

人間だって出来るはずなんですよ

環世界をつなげる事は

環世界をつなげたら繋げた分だけその人の視野から物事も観察する事ができる。

もちろんその上で何をするかは自分が判断しなければなりません。しかし視野が増えるということは今まで見えなかった選択肢が見えるって事です。

ここでは自分のしたい事に対して新たな楽しみ方が増えるって事だと言われていますが、、

学びは人生を楽しむためのトレーニング

人それぞれ環世界があって、見てる世界が違う

しかし見てる世界が違うからこそ環世界も違ってくる

人間が環世界を行為こそが”学び”である。

学びを深めようとするとその分野に特化した人の考え方や視野が身につきます。

音楽、芸術、スポーツ、なんでも学びによって天才の視野をインストールする事ができるのです。

そうやって環世界を広げていくと何をするにしても楽しみの選択肢が増えていくんだと思いました。

楽しいを深める為に学び、学ぶたびに楽しいが深まる

ここまでで本書の内容はほとんど終わってしまうのですが、

僕がこの本で一番伝えたかったことはなんだと言われると

ある領域に”楽しい”を見つけ、領域の新たな楽しさを見つける作業が”学び”。

学びによってもっと他に”楽しい”領域が生まれたりする。

そんな人生絶対楽しい!

この人生が良いなってなりました。

今は側から見たらどん底かも知れませんが

幸いに時間と少しのお金がある。

だから自分にとっての”楽しい”を見つけていこうと思います。

語り合いで構成されて読みやすい一冊でした

哲子の部屋【人は何故学ばないといけないの】

哲学書ってどうしても難しい言葉が出てきたり、長い名前が出たり読みづらかっのですが

軽いノリの3人が語り合う形で書かれているこの本は非常にわかりやすく、

しかも國分さんの例え話もとっても的を得ていて

ぜひ興味のある方は是非手に取ってみてください!

ここまでご愛読いただきありがとうございました。

また次回の記事でお会いしましょう

ではまた

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