【言ってはいけない~残酷すぎる真実~】読破、感想

書評

マニアック

けんすいまにあです。

先日【言ってはいけない~残酷すぎる真実~】を読み終えました。

ちなみに著者の【橘玲”たちばなあきら”】さんは作家です。

ノンフィクションを得意としているのか

金融関係の本を多数書かれています。

僕がこの本を読んだ時

真っ先に思ったことは

超論理的な方なんだろうなと思いました。

誰も聞きたくない不愉快な現実を直視してリアルを伝えるという

そんなの誰も読みたくないだろ!と思わされる

そう言うところも

この本のいいところであり、ニーズに沿った頭のいい方なんだろうなと思いました。

好きの反対は無関心ですからね

嫌いになるということはまんまと興味を惹かれているということでもあると・・・

 

本書の内容

さて

本書の内容は、誰もが目を伏せたくなる問題”遺伝子、美貌格差、発達障害”などを

数々の著書の引用を用いて科学的、論理的に現実を伝えていく本です。

それはまるで

巨大組織の内部不正を告発する勇敢な社員

のような本です。

筆者の橘さんが

世界という名の巨大組織に潰されないのかいらない心配だけが募っていきます…

 

なぜこの本を手に取ったのかと言うと

僕自身、白黒はっきり付けたい性分なので怖いもの見たさでこの本を手に取りました

この本を楽しめる方は

綺麗事や建前にうんざりして現実を直視できる勇敢な方、

はたまた現実を直視してこの狂った社会を憂いて感傷【物事に感じて心をいためること】に浸るオナニストの皆さん

そういった物事を完成よりも先に頭で理解しようとする人たちはきっと満足行く内容になっています。

 

では衝撃的な内容を一部ご紹介します。

犯罪は遺伝するのか?

さて

それはこの章のタイトルを見ればやばさは一目瞭然です。

 

犯罪者は遺伝するのか

犯罪の遺伝率を調べた研究を掲げて

きわめて高い【 反社会性パーソナリティー】を持つ子供の遺伝率はなんと81%

しかも残りの2割は家族や子育ての影響ではなく

友達や学校などの非共有環境が影響することが研究によってわかりました。

これは犯罪者の親の責任は

自分の中にある反社会的な遺伝子を子供に”伝えた”ただそれだけ。

こんなんどうしようもないじゃないか…(畏怖

まぁ結婚なんかできそうもない懸垂マニアにとっては

杞憂【=心配するひつようのないこと】な話なのですが、

もし万が一女神が現れ結婚して子供を生むとかなんとかなった場合

どうすれば良いの???

 きっと生まれてくる子供は自分のようなひねくれた正確になって出てくるに違いない

自分のコピーがいると思うと怖くて鳥肌が立ちそうです。

自分の努力を棚に上げて人のできないところを見つけては文句の付け所をさがして

あいつがやっていないから僕もやらなくていいなどと自分が努力することを放棄する

ような子供が生まれてきたら・・・

どうしよぉう、、

さっそくこの本の牙が襲いかかります。

綺麗事好き空想家には耐えられない現実たち

さてこの狂った社会の現実を直視することが

あなたにはできるだろうか?

もしあなたが今の自分や環境に満足してこの世界は平和で平等できっと未来は満足の行く結果になるだろうと思っているなら

万が一、この本がご発送で自宅に届いてもすぐに焼却処分するか配送元に送り返すことをおすすめします。

僕もある程度恵まれた環境で育ててもらったのであまちゃんですが、この本には僕がどれだけお花畑の中で生活してきたのかを思い知らされる真実が語られていました。

本書で知った衝撃的な事実をもう一つご紹介します。

先進国の先駆けともいえるイギリスでは2000年から【危険で重篤な人格障害】に関する法律が制定されています。

その法のもとでたとえなんの犯罪を犯していない人でも

検査と治療と称して警察官が逮捕し、施設に送ることができるようになっている

らしいのです、

僕は読んだときに衝撃を受けました。

だって日本では人権がどうやら、プライベートがどうやら報道の自由がどうやら言っているところを

先進国と名高い”イギリス”にこんな法律があったなんて・・・

そんなんその人が生まれてきたくて産み落とされただけなのに、、

って思ってしまいます。

のうのうと生きてるなぁと思いましたね、、

この本には救いがない

最後にこの本の最大の魅力についてお話します

それは

救いがないというところです。

どういうことかと言うと

内容として一貫して誰も知りたくなかった真実をつらつらと書いています。

これは悪いように聞こえるかもしれませんが

この本に”お人好し”精神で

「~こういう風にしたら良いんだよ」とか

「~のように考えれば良いんだよ」などというアドバイスが含まれていたら

20万部を超えるベストセラーになってはいなかったでしょう

見たくないものを見れて僕はとても満足しました

 

無意識にでっち上げられた意識

この本でも登場しますが

興味深い実験で締めくくります。

ある研究者は

分離脳患者【=てんかん治療などで右脳と左脳をつなぐ脳漿を切除した患者】を対象に

左脳と右脳で異なる人格を持っていることを証明する実験を行いました。【知りたい方はぜひ購入して読んでみてください】

彼ら(彼女)は

右脳【感覚・感情】で繋がっている左半分の視野を言語化できない【左脳=言語化、論理化】ことを仮説に立てて

実験では【笑え】と書かれたプラカードを左半分に見せた。

驚くべきことに被験者が笑ったところを

何故笑ったのかと被験者に聞くと

「先生の顔が面白かったから」と言いました。

これは脳の中で2つの人格があるという”不都合な真実”を嫌って

快適なウソをでっち上げた結果だったのです。

このことから左脳の役割がわかりました。

これは左脳【論理・言語】

「言語と感情に対して平気で嘘を作り上げる」

自己正当化をして自分が心地の良いウソを自分につく。

=認知的不協和の解消

意識は無意識にでっち上げられた幻想に過ぎないという事。

だからといって論理化することや意識を変えることを怠るべきではないと

しかし同時に不都合な真実を受けて止めるべきだとも言っています。

この本では紹介されています。

それは高い知性を持った人間が幸せになれると同時に

先程述べた自分で自分に嘘をつく事で

高い知性が大きな災を犯す事もあると

ヒトラーやスターリンのように理性によって自分の正義を貫く強さこそが必ずしも良い方向へ向かう訳ではないという事です。

よって、本書で紹介されたような不都合な真実に目を向けて現実からどれだけ自分が偏向しているのかを見つめ直すがあります。

全くその通りだなとなんか言いくるめられた気分ですが、ボクは思いました。

綺麗事なら言う人はいくらでもいる

現実を直視したいなら

この本を手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

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