やる気の浮き沈みは病気だった?【自己愛性パーソナリティー障害~正しい理解と治療法~】

書評

おはようございます

けんすいまにあです。

今日は先日に引き続き

現代人の根っこに潜む精神的な病

自己愛性パーソナリティー障害について

【自己愛性パーソナリティー障害~正しい理解と治療法】という本を読んだ内容感想を

お話ししていきたいと思います。

 

自尊心のメカニズムと自尊心感情から生まれる病気

前回は自尊心感情から生まれる病気のメカニズムや起こった事件についての本

【満たされない自己愛】を読みましたが

今回の内容は自尊心感情から生まれる病気の一つとして

僕が注目している【自己愛性パーソナリティー障害】にフォーカスしたものになります。

自尊心感情から生まれる病気は他にも

  • 妄想性人格障害(精神世界と現実世界の混同)
  • 演技性人格障害(極端な嘘つき)
  • 境界性人格障害(見捨てられ不安による問題行動)
  • 強迫障害(醜形恐怖、潔癖症)

などなど

各病のメカニズムを知りたい方は

前回紹介した【満たされない自己愛】の自尊心感情の理解から試してみてはいかがでしょうか?

ちなみに今回紹介する本のタイトルにもある

”自己愛性人格障害”には僕自身症状にかなり当てはまるものがあり

自分の中で思考や行動や言動を制御できなくなってしまうことが多くありました。

なぜこのようなことを行ってしまったんだろうと後々になって後悔することが多くあり自分自身の思考と行動に目を向けたときにこの”病理”にたどり着きました。

 

僕自身解決した話ではないので当てはまる人は一緒に治療していいけたらなと思います。では行きましょう!

 

あなたはどれだけ当てはまる?

さて今日の本題である

自己愛性人格障害=自己愛性パーソナリティー障害

これ、症状は多かれ少なかれ誰もが持っている病なんじゃないかと感じます。

本書でも、歴史的な音楽家や文化人【指揮者カラヤン、三島由紀夫等】はこの障害に苦しんでいたのではないかと紹介されています。

あなたも自分では気づいていないだけでこの障害を持っている可能性はあります。

 

では簡単な自己愛性パーソナリティー障害テスト(11個中何個当てはまりますか?)

  • 他人を信用することができない
  • 自分のことが好きになれない
  • 人間関係は常に勝ち負けの関係になってしまう
  • 自分が自分以上でなくてはならないという強迫観念を持っている
  • 他人の成功に対して嫉妬や羨望の感情が治らない
  • 挫折に弱く立ち直ることが困難
  • 自分が称賛されているイメージにとらわれて夢中になる
  • 自分が特別な存在であることをさりげなく、あるいはあからさまに示したがる
  • 批判されたり叱責されたりすることが極度に苦手
  • うまくいっている時は頑張れるが思い通りにいかなくなると努力を続けられなくなる
  • 自分がどうみられているかばかり気にしてしまう

いかがでしょう?ちなみに僕は8個当てはまりました、、

たくさん当てはまるからと言って障害と決めつけるわけではありません。

”障害”と意味づけられるのは

他者との関わりの中で本人もしくは相手が苦しんでいる場合にのみ当てはまります。

問題が顕在化【表面に出てきていない場合】それで自らが満足している状態で幸せなら全く問題ではないのです

知らず知らずのうちに人を傷つけている可能性は十分にありますが・・・

  

こんな人にも”自己愛”が??

“自己愛”とあるので、自分に自信があって自惚が強いイメージを持つ方もいると思います。

たしかに度を越したナルシスト(自己中心的)の場合もあります。

 

先ほど挙げた通りガラスのハートを持つ自己愛者は人からどう思われているかを過度に気にして相手の期待に全て答えようとしたり、衝突を避けるため孤立したりと

一見思いやりがあって頑張り屋さんでニコニコしている人に

この様な病が潜む場合があります。

いつも誰かに評価してもらわないと不安、人の目がないと存在しているかわからなくなってしまう

なんていうのは僕にとってはめちゃくちゃわかるんですが…

このように

自分に対する評価極端に低い人もこの障害に苦しめられている場合があります。(自尊心を守るため)

<病の原因1>等身大の自分の欠如

この病に苦しむ人は等身大の自分がいない場合が多いです。

かく言う私もこの等身大の自分を見失ったためにそれはそれは苦労しました。

等身大の自分がないとは

このような場合次にも述べるように

理想的な自分を空想の中で誇大にしていき、ある種の完璧人間を想像してその架空の人になれるように努力する自分

自分のできないところをフォーカスして人と比べて劣っていると自分を卑下し落ち込み無気力になって何もできない自分を作り出します。

対人関係においてどちらの自分が前に出てくるのかは人それぞれですが、

結局の所どちらも”偽り”の自分であることには変わらないのです。

 

等身大の自分を見失った原因としてはいかのような幼少期に育まれるはずの

”無条件な自己愛”がなくなってしまったという理由があります。

 

<病の原因2>根底に潜む条件的な愛情

この病気の根底にあるのは

幼少期に【無条件の】愛を感じることができなかったからです。

”世間に恥ずかしくない様に”、”〜点取ったら~あげる”、”頑張らない子は嫌い”、”だってあなたのためでしょう”などなど

そう親から言われ続けた子供はどうなるのか?

 

自分は頑張っているから存在できる。

頑張らない自分は自分じゃない

頑張っていても結果が伴わなければ存在理由がない

 

となってしまうのです。

よって、頑張っている自信のある自分何も取り柄のない自分

両極端な自分像しか無く

今を生きる等身大の自分がいないことになります。

人の評価が伴っているときや、結果が出ている時は良いのですが、

挫折した時には無気力になったり、現実逃避したり、怒りを爆発させたり

周りの人の無条件な愛を信じることができずに

自分以外の人は自分の自尊心を補填する役割にしか過ぎないなど

極端な思考を持ってしまうことがあります。

そんな調子で人と接しているとやがて周りから人はいなくなり

孤立してしまいます。

 

原因と症状はOK!治療法は?

さて。自己愛性人格障害には以下の原因があります。

  • 等身大の自分がいない
  • 無条件の愛がわからない

 

[考え方の癖の理解]

○上昇ではなく前進するイメージを持つ[立ち止まっても、こけてもまた歩き出せばいい]

○生きる事に特別な理由は必要ない[スペシャルではなくユニークな生き方へ]

○誰かの役にたたなくても生きる事で誰かの役に立っている[誰しも唯一無二の存在であるが役割は代替可能だという事]

 

[自分以外が治療者だった場合の対応の基本原則]

①気持ちをわかってあげる

②目線を本人と同じ高さに

③言い訳をしない

④わかろうとする態度で示す

⑤お役人的な態度、硬直的な態度を取らない

⑥支配的な態度、威圧的や態度を取らない

⑦こちらが間違っていた時はきちんと謝る

⑧規則優先な対応は避けるが原則は譲らない[本人も納得したルールを守らせる]

 

この8つのルールの他に

【家族や会社でも】

・無視したり見下したりする

・自尊心が損なわれる発言

・結論を決めつけた言い方、否定、説教

・〜のためだからなどと言い訳をする

・〜できたらなどと取引する

 

自分で自分の病理に気付いてあげて自分自身の感情を俯瞰する時にもこの様な原則を守っていると正常な自尊心が育まれ徐々に等身大の自分で生きていくことができるようになると思いました。

 

今回は自己愛性性パーソナリティー障害の正しい理解と治療法

の本を読んだ感想、内容をお伝えしました。

自己愛には僕自身苦しんでいるのでいろんな本を読んで知識を共有していきたいと思います。

では次回もも楽しみに

んじゃ

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