マニアック 懸垂マニアです。
最近オリーブオイルにはまっています。
オイルはしっかり取らないといけない
身にしみてわかりました。
体の調子、精神的な調子が非常に良い!
今日は逆立ちでオリーブオイルを飲んだら
鼻に逆流しそうになって死にかけたよ
オイルを取ると体には脂肪が乘るけど
脂肪ってなんだか健康に悪そうなイメージがありますよね
今回はそんな常識が覆る
”痩せる”脂肪をご紹介します

脂肪の種類は大きく2種類
さて皆さん”脂肪”と聞くと
なんだか嫌な感じがしませんか?
それもそのはず
内臓に脂肪が蓄積する内臓脂肪は、高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の原因になりかねない危険をはらんでいます。
このように僕たちが普段気にしている脂肪には
「白色脂肪細胞」といった立派な名前があります。
そして今回ご紹介したいもう一つの脂肪の名前は
「褐色脂肪細胞」
脂肪にも二つの種類があります。
「貯める脂肪」
貯める脂肪というのはエネルギーを貯める役割があるため
貯める脂肪と名付けています。
皆さんもご存知のとおり人間は使わないエネルギーを脂肪に変換し
貯蔵します。d
このときに役に立つのが白色脂肪細胞です。
皆さんがもし食べ物がなくなって飢えた時は
白色脂肪細胞によって助けられます。
脂肪が忌み嫌われるワケ
ちなみに脂肪が嫌われるワケは
生活習慣病の原因になることは二の次で
体系がだらしなくなってしまうからですよね。
本来脂肪細胞の数って
脂肪自体の細胞数はそこまで多くないのを知ってましたか?
(300億個程度)
※人間の細胞数は60兆個と言われているため約0.2%
なぜここまで人間の体に占める割合が大きいのか、
それは
脂肪細胞自体のサイズが大きく、
しかも一つの細胞が肥大化するためです。
※通常の脂肪細胞70-90umのところ140umまで肥大化する約二倍
さらに近年の研究では脂肪細胞のサイズだけではなく
限界まで肥大化した脂肪細胞は
増殖するということがわかっています。
※杉浦甫「脂肪の科学」pp71-81,2003より
使う脂肪
さて、今日の本題に入りましょう
いままで脂肪として認識されていたのは
「白色脂肪細胞」
しかし、近年注目されている脂肪があります。
それは
自らエネルギーを消費して熱を生み出す。
最強の脂肪”褐色脂肪細胞”
そりゃ、脂肪なのにエネルギーを消費してくれるんだから
原料を作るのにも脂肪が使われるし、
その脂肪が存在するだけでどんどん代謝が上がっていくという
魔法のような脂肪です。
※saito,M.et al. Duabetes.58:1526-1531,2009糖尿病論文
ちなみにその褐色脂肪細胞は
これまでは赤ちゃんの肩甲骨にしか存在しないと思われていましたが
最近の研究で
成人の
腎臓周り、肩、首、背骨周りに存在していることが分かりました
僕もそんな脂肪を体につけたい!!
さて最強の脂肪を身に付けたいと思った方は
たくさんいるのではないでしょうか?
僕もその一人です。
さぁどうやって褐色脂肪細胞をつけることができるのでしょうか??
どうやら
交感神経活動を活発化させる刺激を与えると
白色脂肪細胞から褐色脂肪細胞へ変わるみたいです。
と最近までは思われていたみたいですが、
実はこの白色脂肪細胞から
褐色脂肪細胞に変わった細胞は
”ベージュ脂肪細胞”という新たな細胞だと言うことがわかりました。
※Sharp,L,Z.et al.PLoS.One.7:e49452,2012
そして
先ほど紹介した成人の褐色脂肪細胞もまた
このベージュ脂肪細胞だと言うことがわかりました。
ベージュ脂肪細胞によるエネルギー発散は
褐色脂肪細胞によるエネルギー発散の6倍高いと言うデータもあるため
※Okamatsu@Ogura.Y.et al,PLos.One.8:e84229.2013
褐色脂肪細胞ではなく
交感神経を刺激することで
主に寒冷刺激やトレーニング
ベージュ脂肪細胞を増やそう!
さて最後になりますが、
このベージュ脂肪細胞を増やす画期的な方法を一つ
ご紹介して終えたいと思います。
それは
交感神経刺激であるトレーニング
に
ベージュ脂肪細胞の発現位置である背骨周り、肩、首を
効率的に刺激するといえば・・・・
皆さん一緒に?
せーの
懸垂
どうりで懸垂するとどんどん痩せていくんですねぇ
というわけで
今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
んじゃ
コメント